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沖縄 久高島 ラストの日その①

久高島 ラストの日
朝 お風呂でいつものようにからだを整えて

前日にある方に向けて絵を描き、
それと共に役割を果たしてくれた石さんを海に返すために海に向かいました。

今までそばにいていろいろサポートしてくれた石さんたち。
こういう形で手放すことになり、ぴったりだと思いながらも
実際、手放すこと そのタイミングがなかなか計れない。
こんなにも大切に思っていたんだとその時がきてわかりました。
でもその時は来て ありがとう~と海へ。

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そして海を眺める。
あまりに美しすぎて ありがたすぎて
なんて私は恵まれているのだろう。
あらゆるものに感謝の気持ちがこみあげてきて涙があふれていました。

ひととおり味わってから
沖縄のパンと言えばうずまきパン。懐かしい味を味わいながら朝食となりました。

ラストの日はこの久高島で出逢ったナースの
Eの背中のじかんの背ッションを控えていました。

彼女は沖縄にひょんなことで訪れてからその流れは
面白いくらいに進んで去年からなんと埼玉県から沖縄に住み、もう少しで一年が経とうとしています。
彼女は天使そのものの笑顔を持つ可愛い女性です。
久高島で逢って別れる時に私は淋しくて泣いてしましました。
双子の方割れのようで愛しい存在でした。
その出逢いから今も大切な時間を共にする人です。

いろんな変化を迎えてきた彼女の良いところは
あまりこだわらず素直であること。
思った時の行動力。

そうなんだぁ~と受け入れて動く。
そのタイミングを逃さない。
素直であることって素晴らしいなぁと彼女をみていつも思います。

そして笑顔が周りの人を元気にする。
そこにいて笑っているだけで和む。ただそこで笑っていてって思える。
そういう存在なので、病院でもたくさんその笑顔に力ももらっている人は多いだろうと思います。

空港で出迎えてくれた彼女はもうすっかりこの地になじんでいました。
3年前その背中は翼の折れた天使が泣いていました。
羽を修復した天使はその後ぐんぐん自分らしさをかけぬけていき、
久しぶりに会うその背中はどんな世界なのか
楽しみにしていました。

お昼近くの到着を待って
こやどで
前日に焼いたチーズ・ケーキをカットして待っていると
そこに女性がひょっこり現れて。

これもご縁なのでチーズケーキやサツマイモのクッキーを
ご一緒にいただいて。
いろいろ話しているうちに
その流れで背中のじかんの背ッションをすることになりました。

離れのお家に移動してスタート。
彼女は雅楽などで出てくる鳳笙(しょう)という楽器を持参していて。
毎年、調律にここの地を訪れるということでした。

キッチンで用意している間、彼女は大事にそのしょうを温めて演奏を始めました。
初めて、生の音を真近で聞く私は
からだが反応しはじめ、わくわくしていました。
感動したり、センサーが働く時に感じる感覚がやってきていました。

その声や音で初めてお会いした彼女を十分に感じることが出来て
そのまんまの姿をみせてくれたことに感謝しながらスタートしました。

お家の中をブラインドウォークして
視覚以外の感覚を研ぎ澄ましながら五感で感じてもらう体験をしてもらい
ご自分のここだと落ち着く場所に座ってもらいスタートです。

背中の世界はそれはまた
まばゆい 素敵な世界で
その世界や言葉は私の中にもとても響いてきました。

自分であることがいかに大事であるか
問われたように思います。

和の世界と洋の世界を併せ持つその背中。
美しかったなぁ。

さっき食べてお腹いっぱいかもしれないけど
パンケーキも食べていただき
あっという間に時間となりました。

いろんな私の知らない話もいろいろ伺うことが出来
楽しい幸せな時間でした。

その間にEも到着していたので、お顔合わせしてさらに盛り上がりました。

                        つづく。
by tomomoon27 | 2012-01-01 18:19 |
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